常日頃、私が言っている言葉に
タイトルの言葉があります
「掛け軸は目で味わう料理である」
実は掛軸を作る工程は料理を作る工程に当てはめることが出来るのです
掛軸がまったくわからない方も料理に例えると
身近に感じてもらえるかもしれません
例えば料理でいう素材、これは掛軸でいう所の作品ということになります
料理の場合その素材をどのように調理しておいしく食べてもらうか
またその素材にあった調理の方法をどうするか・・・・などなど
色々と素材をより引き立てるために様々な調理法を駆使すると思いますが
この「素材」部分を「作品」ということに変えれば掛軸の制作工程に変わります
このように、掛軸の制作は料理の工程に通じるものがあります
料理人はいかにおいしく食べてもらうか
掛軸師はいかにおいしく鑑賞してもらうか
この部分がクリエイターというよりも職人に近い感覚かもしれません
佐河太心プロデュース空間
掛軸をワンランク上のインテリアへ