しばらく前にブログでも書きましたが
掛軸を作るということは料理をすることに似ております
掛軸師はいかにおいしく作品を鑑賞してもらうかを想像して
掛軸を仕立てます
その中で飲食店も様々なカラーがあるように
掛軸をつくる人にもカラーがあります
例えるなら伝統的技法を駆使して古い作品の修復や仕立てを
する人は伝統ある日本料理店、近代表装といわれる機械で
作っているかたは、ファーストフード店などなど
これもどの料理が素晴らしいとかではなく、それぞれ特徴があるということです
もし、掛軸を作りたいと思った時には、なにを食べたいかを
想像してみると頼むお店も絞られてきます。
マックのポテトを食べたいのに日本料理やいってもかみ合いませんし
懐石料理を食べたいのに、立ち食いそば屋いっても満足できません
掛軸を作るということもそのようなことが言えます
ただし、自分が何を食べたいかわからない時は
掛軸師佐河太心が表装アドバイザーとしてご相談にのりますので
ぜひご相談下さい
と、うまくまとまった所で 本日は終了させていただきます